伊達政宗公のお膝元、仙台と、日本三景の一つに数えられる松島。宮城県を旅するのならその二つはずせないと欲張りに、サークル仲間のナホとヒナコが、街のグルメと旬のかきを堪能しながら、東北は奥羽最大の大名の栄華を誇った伊達家の史跡を訪ねます。

「るーぷる仙台」で巡る杜の都。
そこかしこに政宗公の面影を感じる仙台の街。

1日目は、仙台の観光地を巡っている「るーぷる仙台」というバスに乗って市内を観光しました。

おしゃれな見た目もレトロな内装も、少し方言交じりの運転手さんの解説もすべてがたまらない!
観光客の強すぎる味方です。

まず瑞鳳殿。ここは伊達政宗のお墓です。さすが伊達政宗、お墓も豪華絢爛。
見て回っていると、突然おじいさんに話しかけられました。その人はボランティアのガイドさんで、基本的な話から、私たちが東京から来たということで、江戸居住の際の伊達家の屋敷はもともとは日比谷公園付近にあったという話までしてくださいました。

次に向かったのは仙台城跡。有名な伊達政宗公騎馬像を見ることができて感激でした。

ここでも突然話しかけられたのですが、その人は松尾芭蕉だと名乗りました。
戸惑いつつ写真を撮ってくれるというのでカメラを渡して撮っていただくことに。
写真の掛け声は、「奥の、ほそみちー!」でした。やっぱり愛がすごい!!!
松尾芭蕉さん以外にも、日によっては伊達政宗さんもいるそうです!(笑)

敷地内の宮城縣護國神社で
おみくじを引くと、なんと大吉。
この旅、幸先がいいです。

17:30、「杜の都」が「光の都」へ。
仙台の街が優しい光りにあふれる「SENDAI 光のページェント」。

暗くなってきたところでいよいよ「SENDAI 光のページェント」へ。 昼間は普通の道路だったところが、夜には彩られて光の道になっていて、感動しました。

ガイドさんに教えてもらったのですが、メディアテークという建物にのぼって、上からの鑑賞。なかなかない経験で、テンションが上がりました!

「SENDAI 光のページェント」には、一つだけピンクの電球があるということです。
見つけられると永遠に幸せになれるということで必死で探したのですが、見つけられず残念。

冬ならではの贅沢体験。旬のかきと、美しい松島湾の景色を
たっぷり楽しみながらクルージング!

今日のお昼はなんとも響きのいい「かき鍋クルーズ」!
かき鍋クルーズとしてお世話になるのはこちら、「第三芭蕉丸」です。松島っぽい名前ですね。
思っていたよりも船が大きくて、ワクワクは増すばかりです。

船に乗って指定された席につくと目の前にあったのは、かきが入った小鉢と、どん!と中央におかれた鍋です。鍋は、仙台味噌仕立ての土手鍋。ふたはまだ開けずにお楽しみにしておいて、まず小鉢からいただきます。かき独特の苦味をなくす酢の味付けで、初っ端から胃を掴まれました。

鍋を待っていると、船の人がトレイを持って客席を回り始めました。
トレイの上に乗っているのは、カキフライです!!! サクサクな衣、味わい深いかき。
「かき鍋」クルーズなのにカキフライまで食べられるなんて、こんなことがあっていいのでしょうか。

そうこうしているうちに鍋が出来上がりました。かき~~~~~~!!!
かきの苦味も上品な苦味で、ずっと食べていられます。
小鉢もカキフライもとても美味しかったのですが、かき鍋は格別でした。かき鍋は初めて食べましたが、今まで食べたかきの中で1番おいしい!
かきがとてもプリプリでした!

流れている説明も、興味深いものばかり!おいしいものを食べながら、外を見ると松島の美しい風景が広がっていてとても幸せな時間でした。

伊達家の豪華絢爛な足跡を訪ねて円通院から観瀾亭へ。
少し大人な気分で松島を散策。

かきをたっぷり堪能した後は松島散策です。船を降りた松島観光桟橋から歩いて、伊達政宗の孫・光宗の菩提寺、円通院を訪れました。
境内にある三慧殿は、国が指定する重要文化財にもなっていて、その厨子には日本最古と言われているバラが描かれています。これは慶長遣欧使節としてヨーロッパに渡った仙台藩士・支倉常長が持ち帰ったバラの絵によるものなのだそうです。こうした寺院にまつわる由来などをガイドさんから聞きながらの拝覧は、とても充実した時間になりました。

少し歩き疲れたということもあり、最後に観瀾亭に入りました。ここでは、お茶とお菓子をいただきます。

松島の風景を眺めながらお茶をするなんて贅沢な時間が過ごせて、少し大人な気分を味わえました。

宮城の冬のごほうび。絢爛、伊達家とグルメの旅

1日目 東京駅~仙台駅

新幹線を降りてまず向かったのは、仙台駅の中にある「ずんだ茶寮」のずんだシェイク!ずんだは普段そんなに口にしないので、少し不安だったのですが、まろやかで優しいお味。早速美味しい経験ができ、好調な滑り出しです!

牛たん炭焼利久 西口本店

観光の前に腹ごしらえ。目の前で店員さんが焼いているという興奮で、牛たんセットと、贅沢に肉寿司を注文しました。
肉厚で、味も濃厚で、見た目に違わずとても美味しかったです。美味しい牛たんを食べて仙台に来たんだなと実感がわきました。

瑞鳳殿

仙台藩祖、伊達政宗公の遺命により造営された霊屋で、敷地内には二代藩主忠宗公、三代藩主綱宗公も眠っています。資料館には、遺骨から復元された三藩主の容貌像もあり、政宗公に拝謁できました。

仙台城跡

仙台平野を見下ろす青葉山に築かれたことから「青葉城」とも呼ばれる仙台城。政宗公騎馬像の前に立てば、今も政宗公と同じ視線で仙台市街を一望。城跡には、当時の礎石や石垣を今も見ることができます。

広瀬通駅~阿部蒲鉾店 本店

仙台の街を散策して見つけた「ひょうたん揚げ」のお店です。
仙台土産でおなじみの「笹かまぼこ」の名付け親でもあるそうです。
ひょうたん揚げは、アメリカンドックのかまぼこ版のようなもので、ぐるぐる巻きのケチャップが可愛い!

村上屋餅店

初代は御用菓子司、現在の村上屋餅店としては明治10年創業の老舗で、“づんだ餅” 発祥のお店とも言われています。老舗は“ず”でなく“づ” なんです!
ここでは、三色餅を食べました。予想をはるかに上回る味の濃厚さ!
ごま、づんだ、くるみ、全部美味しく、食べる順番に迷いました。

SENDAI 光のページェント

すでに32回を数え、冬の仙台の風物詩となっている「光のページェント」。1月1日の午前0時に終了ということなので、私たちが訪れた時期は、イベントも終了間近。見ることができ、ラッキーでした。

田なか屋本店 仙台西口店~ホテルメトロポリタン仙台(宿泊)

夜ご飯は冬の名物のせり鍋です。
宮城県は“せり” の生産量全国第1位。その中でも特産の「仙台せり」を使ったお鍋は、仙台の冬の定番の絶品鍋なのだとか。
しゃぶしゃぶのように食べるのですが、シャキシャキな食感とせりの香りがたまりません!

2日目 ホテルメトロポリタン仙台出発~仙台駅~本塩釡駅~松島湾かき鍋クルーズ

目も、舌も、お腹も大満足。マリンゲート塩釡から松島観光桟橋まで、美しい松島の海をクルーズしながら、宮城県産の新鮮な「かき」を、これでもか!と満喫しました。

円通院

三陸三十三観音霊場の第一番札所にもなっている寺院です。
三慧殿の厨子描かれた日本最古のバラを題材とした庭があることから「バラ寺」として知られています。

観瀾亭~松島海岸駅

伊達政宗が豊臣秀吉より拝領し、江戸藩邸に移築した伏見桃山城の一棟を、二代藩主・忠宗が海路を運び、この地に移したと言われています。
暖かいお茶を飲みながら、のんびりと景色を見るという、とてもほっこりとした癒しの時間を過ごすことができました。

仙台駅~東京駅

駅弁とずんだシェイクを買い、新幹線に乗り込みます。
普段から仲のいい私たちですが、ふたり旅をするのは初めてで最初は少し緊張もしていたけど、二日間ずっと一緒にいてもっと仲良くなれた気がします。本当にいい時間を過ごせました。
美味しいものはたくさん、ご飯以外でも予想以上に名所巡りが楽しく、最初から最後まで宮城大満喫の旅でした!

※この記事は2017年12月22日~2017年12月23日に実施した旅行をもとに作成しております。
ご旅行の際には、最新の情報をご確認ください。